色の付いたセルを数えたり、その数値を利用したいことはありませんか?
残念ながら、色を判断する関数は無く、
Excelの機能でも、色を判断して、
そこから次の操作をすることが難しいです。
でも、ひと手間加えれば何とかできるかもしれないので、
ちょっと考えてみました。
Subtotal関数 + フィルタ
例えば、上の表では50点以下をピンクにしてあります。
手動、条件付き書式、フィルタの機能などを利用して
方法で色を付けます。
そしてオートフィルタも設置します。
空いているセルに以下の関数を記入
SUBTOTAL(集計方法、参照)
=SUBTOTAL(3,J5:J12)
集計方法には全部で22個あり、
指定した範囲の平均値や最大値を求めることができます。
3はデータの個数を求めます。
フィルタで絞り込んでいないときは、
指定した範囲のデータの個数を表示します。
この場合は8となります。
そのあと、色でフィルタリングすると、
ピンクで絞り込まれた、データの入っているセルの数を計算してくれます。
ただし、色が付いていても、空欄であれば計算はしてくれません。
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検索の機能を使う
検索の機能で色を指定して、すべて検索すると、
指定した色のセルを集計してくれます。
「検索する文字列」は空欄のままでもOK。
セルが空欄でも色が付いていれば対象となります。
でも、これは本当に数を数えるだけでなので、
次の操作につなげにくいですね。
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色が付いていること別のセルで教える
セルに色を付けているということは
何かしらの条件に当てはまっているからだと思います。
その際に列や行を追加して、
「ここが色の付いているセルです」
とフラグを立てれば、Excelに教えてあげることができます。
以下のサンプルでは隣に列を追加して、
「50点以下だったら1を入力する」
という IF 文でフラグを立ててみました。
どちらも、「50点以下であれば・・・」という同じ条件になるので、
色付きのセルを操作したい場合に、「1」のセルを指定してあげれば
Excelも判断できます。
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VBA
マクロで操作する場合は以下のような記述が使えます。
Font.ColorIndex
Interior.ColorIndex
Font.Color
Interior.Color
RBG
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