【Excel/VBA のこと 14】
私の Excel の作業で非常に役に立っている自作ツールの紹介です。
私の業務では30シートくらいある Excel を扱うことがあります。
そのシートは順番に並んでいないものもあり、見つけにくいです。
また、シート数が多いと1画面に収まりらず、
目的のシートが出現するまで一枚ずつクリックしていくか、
画面左下の所で右クリックすると一覧が出るのですが・・・
ここまでマウスを持ってくるのと、
この小さいスペースで右クリックすることにストレスを感じることがあります。
なので、ツール作っちゃいました。
外観
シート名を表示させて、選択したシートに移動するだけなので、シンプル。
フォームの上には、これだけ。
・リストボックス
・コマンドボタン x 2
プロパティ
フォントサイズや色はご自由に。
マクロ
以下のマクロは、各部品に対して記述するマクロです。
閉じるボタン
Private Sub cmdClose_Click()
End
End Sub
シート移動ボタン
Private Sub cmdGo_Click()
Dim SN As String
SN = lstSheetName.Text 'リストボックスで選択した文字列を格納
Sheets(SN).Select 'リストボックスで選択したシート名のシートへ移動
End Sub
イニシャライズ(フォーム初期化)
Private Sub UserForm_Initialize()
Dim ShName As String
Dim ShCnt As String
Dim i As Long
ShCnt = Sheets.Count 'シートの枚数を数える
For i = 1 To ShCnt
'リストボックスにシート名を追加していく
lstSheetName.AddItem Sheets(i).Name
Next i
End Sub
標準モジュール
作成したフォームを起動させるマクロです。
このマクロは「個人用マクロブック」の
標準モジュールに記述してください。
Sub シート選択()
frmSheetSelect.Show
End Sub
完成したら、リボンに登録してください。
特定のブックだけでは無く、
ご自身のPCで開くすべてのブックで利用できます。
個人用マクロブックについてはこちら
リボン登録についてはこちら
www.tuna-kichi.com
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