【Excel/VBA のこと 13】
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Filter 解除を簡略化
先日、VBA スタンダードで Filter の勉強をしました。
サンプルコードの最後に Filter の絞り込みを
解除する一行が記述されていました。
それがこれ。
'絞込みの解除
Range("A1").AutoFilter 3
(Range("A1"). AutoFilter Field:= 3 の省略形)
AutoFilter を設置した表の、左から3列目の絞り込みを解除します。
つまり、この「3」の箇所を動的に設定できるようにすれば、
クリック一回で解除できるってことです。
なので、シート上で選択したセルの列番号を取得してあげればいいのです。
Sub 任意列フィルタリング絞込み解除()
Dim c As Long '列を表すのに使う
Dim r As Long '行を表すのに使う
c = Selection.Column '選択したセルの列を取得
r = Selection.Row '選択したセルの行を取得
Selection.AutoFilter c
'選択したセルは AutoFilter の設置されている表の範囲なので、
'Selection でOK
End Sub
このマクロを個人用マクロブックに記述して、
リボンに登録すれば、大きいボタンで絞込み解除!
私の業務では条件を変えて何回も絞込みを行うので、
この小さいエリアを毎回クリックするのが大変なのです。
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