【Excel/VBA のこと 23】
最近の業務で、列を別のシートにコピーして、比較/確認することがあります。
一列丸ごとコピーできればいいのですが、セルの一部が結合されていると、
結合されている部分も一緒にコピーされてしまうので、
欲しい列だけ選択することができません。
また、データの途中が空欄だと、先頭行から
Shift + Ctrl + 下矢印キー を押しても最終行まで届かず、
空欄セルで止まってしまいます。
仮にすべてのセルにデータが埋まっていても、
ワンクリックでコピーできるならその方が楽です。
なので、マクロ作って、リボンに登録して、対象の列のセルを一つ選択して、
ワンクリックでコピーさせています。
マクロ
※前提：コピーしたい列の先頭の行を選択しておく
Sub 列コピー()
Dim r As Long '行番号を格納する
Dim c As Long '列番号を格納する
Dim LastR As Long '最終行を格納する
r = Selection.Row '選択したセルの行番号を取得する
c = Selection.Column '選択したセルの列番号を取得する
LastR = Cells(Rows.Count, c).End(xlUp).Row '選択したセルの最終行を取得する
Range(Cells(r, c), Cells(LastR, c)).Copy 'コピーする
End Sub
あとは、好きなところ or 指定の場所に貼り付ければOK
次の列のセルを選択、クリック、貼り付け の繰り返し。
このような簡単な作業を自動化して、小さなストレスを削減しています。
手動で作業しても５秒で終わるかもしれませんが、
１秒で終わるならそれに越したことはないと思いませんか？
マクロは、「個人用マクロブック」の標準モジュールに記述して、
リボンに登録して完了です。
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個人用マクロブックについてはこちら
リボンに登録についてはこちら
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